デジタル印刷とは?

デジタル印刷とは、印刷用の版を使用せずに、データからダイレクトに印刷する印刷方式のことです。版を使用しないため、初期コストが低く少部数を短納期で制作することが可能です。
また、宛名書きやチケットのナンバリングなどのように1枚1枚異なる情報を印刷するバリアブル印刷が得意なことも特徴の1つです。(デジタル印刷とオンデマンド印刷は通常同じ意味で使用されます)

注意
  • ※2020年5月7日に印刷機の入れ替えを行いました。以前にご注文された商品を増刷される場合、色味や文字の太さなどが若干変わりますのでご注意ください。
  • ※印刷機の入れ替えが原因による刷り直し、返金等の対応はいたしかねますのでご了承ください。

プリンパのデジタル印刷機のご紹介

プリンパのデジタル印刷機はFUJI XEROX社製のプロダクション・フラッグシップモデル【Iridesse™ Production Press】を使用しています。 業界でも最先端の印刷機で、付加価値の高い高品質な印刷物を制作できます。

Iridesse™ Production Press オフセット印刷に迫る高精細の仕上がり
  • 2400×2400dpiの⾼い出⼒解像度と世界最小クラスのSuper EA Ecoトナーによって、華やかな⾊彩を、きめ細やかなドットで美しく出⼒します。
    また、マットトナーを採用しているため、デジタル印刷で気になるテカりを低減。オフセット印刷品質に迫る質感を表現できます。
スペシャルカラーでオンデマンド印刷の常識を変える
  • CMYKカラーの他に、ゴールド/シルバー/ホワイト/ネオンピンクのスペシャルカラーが使用可能。これまでオフセット印刷しかできなかった特色印刷がデジタル印刷で手軽に実現できるようになりました。
    特殊紙や深い色合いの用紙との相性は抜群で、高級感や特別感の演出などアイデア次第で無限の付加価値を与えることができます。
スペシャルカラーの下刷りでメタリックカラーを実現
  • CMYKトナーの下にスペシャルカラーを刷ることが可能です。ゴールドやシルバーを下刷りし、CMYKと混色することで光輝性の高いメタリックカラーを実現することができます。
    メタリックカラーについて詳しくはこちらのゴールド印刷もしくはシルバー印刷ページをご覧ください。
バラエティー豊かな印刷物をスピーディーにお届け
  • 毎分120ページの高速印刷が短納期を実現。
    厚紙や長尺用紙への印刷も可能で、より多くのニーズに応えることができます。
  • 注意アイコン
    • 実際に印刷した用紙サンプルを用意しております。こちらの用紙サンプル請求ページよりご請求ください。

デジタル印刷の苦手なところ

デジタル印刷の技術は日々進化を続けていますが、苦手な分野もございます。 メリットもたくさんありますがデメリットもありますので、それらすべてがデジタル印刷の特性としてご理解いただけると幸いです。

① 色味の表現
  • デジタル印刷は、日々のコンディションによって同じデータを印刷しても色味が若干変わる場合があります。また、同じ商品内でも一枚毎の仕上がりに差が出る場合があります。
  • 注意アイコン
    • 他社で印刷したものと同じ色味にすることはできません。
② 広範囲のベタや平網の表現
  • 広範囲にベタや平網を印刷すると色ムラが発生する場合があります。(色ムラとは色の濃淡が異なり均一でなくなることです。)
③ 濃度10%以下の表現
  • 濃度10%以下の薄い色は、モニタ上で確認できても、実際に印刷すると色がでない場合があります。また、スミは濃く太りやすい傾向にあるため、K90%とK100%で差がでにくい場合があります。
④ グラデーションの表現
  • グラデーションがトーンジャンプする場合があります。(トーンジャンプとはカラーが滑らかに変わっていくべき場所が急激にカラーが変化してしまうことです。)
⑤ 印刷位置合わせ
  • 自動で表裏見当や位置を調整する機能がありますが、全くずれがなく印刷することはできません。
  • 弊社では1mm以内のずれを許容範囲とさせていただきますのでご了承ください。
⑥ 細い線や文字の表現
  • 高解像度で印刷しますが、細い線や小さい文字などがかすれる場合があります。(線は0.3pt以上を推奨)
⑦ 折り部分のトナー剥がれ
  • 折り目の部分に高濃度のデザインをされている場合、トナーが剥がれてしまう場合があります。
⑧ 色味の薄いベタの上の白文字
  • ぼやけた仕上がりになりやすく、ざらざらした質感の用紙だとより顕著に出る傾向があります。
    ベタの濃度を上げれば緩和されやすいです。
  • 注意アイコン
    • 上記のようなデジタル印刷の特徴をよくご理解いただきご注文をお願いいたします。
    • 苦手な部分に関してのクレームについては基本的に受け付けませんのでご了承ください。
      仕上がりが気になる場合は、事前に仕上がりをチェックできる試し刷りサービスをご利用ください。